人事は、「人」資源と「事業」の繋ぎ役

 資源は、事業継続のために存在するものです。
能力という視点から眺めれば、「人」資源もまた同じ。
事業継続/活性化に必要な具体的能力(資源)は何か。 これまでの日本の年功序列型管理は、「職能」とはいいながらこの点に直接手を掛けてはいませんでした。

 今日のIT時代のマーケットはドッグイヤーならぬ、サーモンイヤー。
犬の一生7年よりも、もっと短い鮭の一生1年で激変していくのがITがもたらした「人」資源を取り巻く環境です。
ITの驚異的な発達は、地球を小さなものに変えグローバル化に拍車をかけていきます。

 一方、「人」資源という経営資源は、資源効率をもたらすようになるまで学習時間を必要とします。
この不可避の条件をIT下でも意味あるものとするために、日常の活動を「経験知」という財産として確実に「人」資源に蓄えていきましょう。

c2  事業への付加価値は、蓄えた「経験知」からしか生まれません。 その「経験知」も可視化せねば、効率的な活用もままなりません。
「業務内容取り決め書」
その整備から手がける事が必要です。
c1  新たな富を生み出すエンジンの設計者。
これが、これからの人事担当者の姿だと考えます。
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【人事管理】の課題

● 社員と会社の「目線合わせ」と、「信頼関係の構築」。

この2点。
これからの人事管理にはこれまで以上に、特に最重要課題となってくると考えます。